香を待つ

花柊猫だけが知る通り道

あのギザギザの葉の下を抜けて隣家から猫が出入りする。

太めの猫だが、体を低くしてくぐるようだ。
柊は今年も花をいっぱいつけたようだが、まだ開ききっていないせいか、匂いはさほどまだ強くない。

花が咲き始めたら、次は香りを待つことになる。

“香を待つ” への4件の返信

  1. 柊の花にに香りがあるとは知りませんでした。
    今度気をつけてみます。

    野良猫はどんなに工夫しても何処からともなく侵入してきます。
    トゲトゲの置物や鋭い葉先の植物、更にネットを巡らしたりしますが難なく潜りぬけ痕跡を残します。
    防犯カメラにでも撮ってどのような態勢で潜り抜けるのか知りたいものです。
    身体が自由自在に伸び縮みするのかしら?
    そうだとしたらまるで忍者みたい・・・

    1. 柊は鬼門などに植える縁起物の木と言いますから、あまり馴染みはないかもしれません。とくに香りは金木犀のように遠くにまで届くことはないので、気がつかないのがふつうです。
      近寄って嗅いでみると、相当甘い香り、それも上品な香りです。

  2. 柊の花、満開ですね。香りは知りませんでした。今度トライしてみます。柊、古くからある低木だけに魔除けとか縁起物とか色んな所に使われているのでしょうね。あのトゲトゲがいいのでしょう。

    1. これが古木になると棘が目立たなくなって円熟味を帯びてきます。目刺しを差して門口にたてるのは節分。「魔除け」の代表でしょうね。

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