曽我の梅

梅見んと湘南電車のさてどこに
梅便り聞きて湘南電車かな

「梅」と「梅見」は別季題である。

梅は文字通り「梅」そのもので、白梅、紅梅、梅林、梅園などを傍題として持つ。「梅見」は「観梅」と同義で春の花見のさきがけ。冬季はこれを「探梅」と呼んで、寒さの中に春を求める行動をいう。
湘南電車なんて今どき言う人はいないだろう。国鉄時代の呼称で、東海道本線の湘南地域を走る車両である。熱海、小田原あたりは暖かいこともあって梅や桜は関東のどこよりも早く咲くし、梅や桜の名所も多い。

庭の枝垂梅は、小田原の曽我梅林に梅見の折、土産に買ってきた苗を下ろしたものだ。かれこれ十年以上も経つだろうか。蕾もまだ固そうで、曽我よりはずいぶん遅れている。

“曽我の梅” への2件の返信

  1. 市の農業センターの枝垂梅は素晴らしい。
    HPを見たら梅まつりはまだ開催されていない。
    きっと冷え込みが厳しく開花が遅れているのだろう。
    明日は三月中旬並の暖かさとか。
    hodaka 家の枝垂の蕾も一気にふくらむのでは・・・楽しみですね。

    今日は梅の枝を数軒にお裾分け。我が家も梅だらけ・・・
    花を活けているうちに花瓶を一個割ってしまいました。
    相変わらずそそっかしいね~

    1. 河津桜もずいぶん全国に広がったようで、今日は伏見からニュースが入ってきてます。
      河津桜が咲けば次は熱海の梅というのが定番ですから、熱海ではすでに梅まつり始まってるかも。
      名古屋、奈良ともちょっと遅くなりそうですね。

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