命の躍動

心平の詩口ついて雪間草

雪間に顔をのぞかす植物。

大地が熱を取り戻し、樹木が呼吸が始めるとそこから雪が解けてゆく。
早い場合には、雪間にはもう草が芽吹いていて、確実に春が地の底から湧いてくるのを感じる。
命が輝きを取り戻したのだ。
雪間から滴る水が音をたてて集まると、今度は動物たちの生命が躍動し始める。
冬眠が終わったものたちの合唱もあれば、食うか食われるかの厳しい生存競争もある。
繰り返される生命の消長。
ダイナミックな季節の到来だ。

“命の躍動” への2件の返信

  1. 草木、大地躍動の兆しが濃いなか自分の中の生命の躍動感だけがちょっぴり置いてきぼり。
    年齢的には下降線の真っ最中であるが気力では負けないと自負していたのがここ最近そうもいかない。
    なんだろう?生命力が弱っているのだろうか・・・

    1. 気のせいでしょうよ。ご心配なく。
      歳相応に反応神経は鈍るものですが、感覚は逆に研ぎ澄まされていくものです。フィジカルは衰えても、メンタルで支えるのが「老人力」。かわいい婆ちゃん、爺ちゃんめざしましょう。

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