磯日和

磯日和独りほまちの海苔を掻く

磯うらら。

風の遮られた磯は一足早く春の気配。
潮の引いた磯には青いものがついて、これを目当てに来ている人がいる。
だだっ広い磯にただ独りしかいないので、磯がよけい大きく見えるし、人はよけい小さく見える。
用意した笊はごく小さなものだから、収入を得るための海苔掻きではあるまい。今夜の膳の汁にでも供するのだろうか。

“磯日和” への2件の返信

  1. 山育ちの為、海にはあまり縁がなかった。
    目覚めれば目の前に山があった。年に何回海を目にした事か・・・
    山の幸も良いけど海の幸はもっと捨てがたい。
    たまには大海原で磯の香りを思いっきり吸ってみたい心境にかられる。

    1. 奈良にいるとよけいそんな気分に襲われます。黒潮洗う太平洋まで高速使っても4,5時間かかります。大阪湾じゃあ、ブルースになっちゃいますし。

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