陽炎の近づき犬を引いてゐし
陽炎やことに沖つの滑走路
陽炎を踏み換へ歩み初めの児
陽炎の大地にしがみつき老ゆる
春寒というのは昨日までだったのだろうか。
ことのほか暖かい日となった。
一方で、杉花粉ピークだとか、少しの間出ただけなのに衣服に着いてくるのか、くしゃみや鼻のむずむず、目のしょぼしょぼが止まらなくなくなるので、外出がおっくうになる。
おそらく今じぶん野には句材があふれ、春の句を詠むチャンスだと分かっているだけに悔しい。間もなく杉から檜に入れ替わると言うから、しばらくは耐えるしかないのだろう。
ということで、今日も机上で詠んでみる。
田舎の朝は結構冷え込みましたが日中はポカポカ陽気。
コートいらずでした。
朝、川べりを散歩していたら鶯が鳴きました。
まだ子どもなのかホーホケキョのケキョがうまく鳴けません。
何度鳴いてもホーホキョとしか聞こえません。
聞きましたか。
最初の下手くそは聞いてて可笑しくなりますね。思わず「下手くそ」と声をかけたくなります。
天気が悪そうな(花粉少なそうな)日を選んで聞きに行かなくちゃね。