約束の鮊子煮るに不漁とや
今年は過去最悪の不漁だとか。
「鮊子(いかなご)」の佃煮は「釘煮」として関西の人にはお馴染みで、この時期これを楽しみにしている人たちが全国にいるということだ。地元で活きのいい玉筋魚(いかなご)をまとめて買って釘煮とし、これを親戚や友知人に配るのというのもこちら独特の風物詩らしい。
だが、しかし。今年は異変があって知人のSNSによると、過去平均の三分の一の漁獲しかあがらないとか。原因はこれも伝聞だが、海水温の上昇にあるとか。
今日は、やたら伝聞にもとづく話ばかりだが、これも釘煮なるものには今までご縁がないというか、だからなくてもとくに困らない、いわば関心の範囲外だからである。これが、秋刀魚や鰹となると話は別なのだが。
伝聞ではなく、「仄聞」となると今やちょっとした流行語めく。
三河湾でも不漁と聞きました。
関西の風物詩いかなごの釘煮は今頃でしたか。
年々季節感に疎くなり言われて初めてああそうだったのかと気づく始末です。
これも老化現象の一つでしょうか。
それにしても彼岸が明けたと言うのにこの寒さ、なんでしょうね~。
世の中の変化は失ってはじめて気づくことが多いとか。
だけど、忘れることも上手な歳の取り方。いいんじゃありませんか。
頭の中にあるはずなんですが、なかなか思い出せなくて苦吟しています。
そうですか、いかなごも不漁ですか。海でも色々異変がおきてるんですね。
ちょっと前ですが、いかと里芋の煮つけをと思い、いかを買いに行ったらどのスーパーにもなくびっくりしました。あるべきものがないと困りますよね。
いかと里芋。これ、ベストカップリングですよね。
仰るとおり、この冬からスルメイカは記録的な不漁だとか。塩から、スルメ、などの珍味もピンチ。
何の因果か、よく分かりませんが、庶民の味がまたひとつ遠のくのでしょうか。