ルーチン

巡察の鵙のまた来る律儀かな
巡察の梢に鵙の幾たびか
高枝の鵙の尾羽ふり飛ぶ構へ

同じ場所を巡回しているようだ。

観察していると、一日に何回も同じ枝に止まり、高鳴きし、尾を振るわせては次の枝や屋根に飛んでいく。
テリトリーが確定するまでは気が抜けない日々なんだろうな。
逞しく、しかしどこか哀れでもある。

“ルーチン” への3件の返信

  1. 今の季節、鵙が一番面白いです。おっしゃる通り場所もコースも決まっているので容易に見つけられますしね。秋の鵙に匹敵するのが春の雲雀でこれも毎日観察してても飽きません。

    1. ひばりも忙しそうで、あの落下傘も面白く見飽きませんね。
      いつか鵙の早贄なるものをこの目で見たいと思ってるのですが、なかなかお目にかかれません。

  2. 今日は久しぶりに2階の書斎にいますが、先ほどから2,30分おきに鵙がやってきてます。今し方、お隣の空き地の果樹に止まってるのを上から眺めることができました。
    天気がいいので窓を開け放っておりますと、雀はもちろんいろんな鳥の声が聞こえます。「小鳥」のシーズンになりましたね。

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