シーサーが守る家の垣の仏桑花
貝殻の道は海へと仏桑花
空の青珊瑚の白や仏桑花
「仏桑花」は「ハイビスカス」の傍題。下五に据えるにはこちらのほうが良さそうである。
ハイビスカスの鉢は多く販売されるが、この花だけは南の島でないと絵にならない。
縁日などで買ってきても、あの大降りで派手やかな風情というのは、家の小さなスペースにはどう見ても似合わないのだ。
珊瑚や貝殻を割砕いた白い道が島を縦横に走り、観光用の牛車がのんびりと進む。その両脇の垣はハイビスカスで覆われていて、道路の白と花の赤と空の青が作り出す強烈なコントラストがあってこそ生きてくるのだ。
シーサー ハイビスカス サンゴとくれば連想ゲームではないが沖縄。
我が家の玄関にも可愛いシーサーがちょこんと座っていてその脇にはホテルから続く海辺で拾ったサンゴが・・・
このサンゴが見る角度によっては恐竜のように見えるのが気に入っている。
さすがにハイビスカスは無理である。
トロピカルな花。大振りで、どう考えても本土には似合いませんね。
野におけではないですが、その土地の風土に似合うからこその素晴らしさなのでしょう。
最近はトロピカルな浜、花への憧れなど、全くなくなりました。浜木綿でさえそうです。
山野草がいいですね。