しゃきしゃき

間引菜のかろき辛みの鼻に抜け
間引菜のひげ根もろとも椀に浮く

プランターの大根が順調である。

すでに二回間引きして、いよいよ最後の間引きのタイミングを計っている。
一回目は発芽してまもない双葉のとき、二回目は本葉二、三枚の頃。
プランターの野菜培養土は目が細かいので、ひげ根ごときれいに引き抜けるが、順調に育っているとみえてそのひげ根にも土がびっしりとついている。できるだけ全部いただけるよう丁寧に洗い落とし、その夜の鍋ではほんのひとくぐりさせてしゃきしゃきのままをいただく。すでに大根の風格を帯びていて、香りはもちろん辛みも鼻に抜ける爽やかさ。
指南のウェブサイトによると、三回目の間引きは本葉五、六枚とあるのであと二、三日だと思うが、その時には根もしっかりと骨格をなしているはずだ。
もう一度、間引き菜のしゃきしゃきを楽しんだら、いよいよ大根の独り立ちだ。