腐葉土にものの芽出づる林かな
ものの芽の雑木林のしのぎかな
「ものの芽」とはいかにも俳句に似つかわしい言葉である。
草の芽でもなく、木の芽でもない。それらすべてを総称して、春に萌え出るものを言う。
何の芽と言わぬところに俳味が生まれる。
今日は、こんなものの芽もあるという写真を付けた。団栗の発芽である。殻を割った芽は、まずは土にさし込んで踏ん張る足場を確保するようである。芽と言うよりは、根と言うべきか。
昨秋落ちた実がいっぱい転がっていて、それぞれが競うように発芽している。どれも成長するという保証はないが精一杯命を尽くしているのだと思うといじらしくなってくる。
「ものの芽」いい言葉ですね。
ドングリ、こんなふうに芽吹くのですか。
ものみな芽吹き勢いが感じられる季節です。
今日の句は田舎の小さな小山(150㍍)へ通じる登山道を思い出させます。
お彼岸にはその山へ登りたくなりました。
ふかふかの腐葉土を踏み分けて頂上に立ち集落を眺めてみたいです。
動物たちに食べられなかった(食べられない?)実が一斉に発芽していました。競うように、一目散に地中にもぐっていく生命力に感動しました。鳥が落としていった種も、このようにしてあちこちに芽吹いてるんでしょうね。
お尋ねしようと思っていましたが奥さまの手術入院予定とあり心配しております。
大事に至るものでなければと願っております。
お大事になさってくださいね。
昨年に続き、今年もガタの手入れが続きます。肉体も、五感も、加齢というやつには勝てません。
そうですか、ドングリはそのように発芽するんですね。面白い。孫たちと近所の公園に行くと必ずドングリ拾いになります。今度はドングリの芽、探してみます。
まずは地中に足場を築いて、そののちあの重い実を持ち上げるようにして双葉が開くんでしょうね。しばらくしたら同じ場所を訪ねて確認しようと思います。