さきがけ

足はこぶ気温にあらず金縷梅

石光寺では猫柳に気を取られていて、そのすぐ隣にある黄色の花は蝋梅だとばかり思っていた。

それにしては色が濃いぞとよくよく見れば、こりゃ明らかに蝋梅ではない。
金縷梅(きんるばい、まんさくの一種)といって、ここのは日本固有種ではないらしい。
まんさくは春の初めに咲くので「まずさく」が訛ったというが。

今日は寒が戻ったようで雪がちらちら飛んでくるし、金縷梅を見るために石光寺に行こうとはとても思えない。

“さきがけ” への2件の返信

  1. 改めて石光寺のHP見てみました。いっぱい花があるんですね。
    「まんさく」は「まずさく」からですか、、、なるほどね。

    「つくし」は昔「つくづくし」とも言った。その続き、源氏物語で山菜・山の幸が出てくるもう一つの場面は第37帖横笛の巻で、西山に出家した朱雀院からこれも傷心して出家した娘である女三宮を慰めようと送られてきたのが、、

     ①「筍」=たけのこ、これを「たかうな」と言っていた。
       この「筍」を不倫の子、薫がかじるのを源氏が思いを込めて見る、名場面です。
     ②「野老」=山芋のようなもの、これを「ところ」と言っていた。

    日本古来の物にはそれぞれ語源・古称があるんですね。。

    1. そういえば、万葉集で雉を「きぎし」と読ませているのがありましたね。平安時代になって「きじ」と呼ばれるようになったとか。これらを集めると膨大なものになること間違いないでしょう。

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