スケール感

峰雲の群像かなた副都心
峰雲の都心に吸はれゆく電車
雲の峰都心は今日も人熱れ
峰雲の頭流れて一ㇳ日果つ

関東平野はいつもどこかに入道雲がわいている。

広い平野だから、どこに湧いても遠くからでも見えるのだが、北から見れば南に、東から見れば西に、西から見れば東に多い。つまり都心の上には毎日のように入道雲がかかるようだ。
入道雲が進むと積乱雲になり、いま問題のゲリラ豪雨をもたらすわけだから、ヒートアイランドの熱が片寄せされる練馬とか川越とか、都心と埼玉の背骨を結ぶ線には頻度が高いのかもしれない。
遠くから見るぶんには入道雲は勇ましくていいが、その直下となると頭上に入道雲がかかっているなんて想像もできないし、それよりも雷さまがゴロゴロ鳴っているかもしれない。
山に囲まれている奈良盆地は見通しが限られることもあって、スケールにおいて劣るものがあり、やはり入道雲は広い大地にこそ似合うような気がする。関東平野の入道雲が懐かしい。

“スケール感” への4件の返信

  1. 久しぶりにモクモクとした夏らしい入道雲が見られました。
    日中はこれこそ本物の梅雨明けかと思いきや夕方にはもう真黒な雲が覆っている。
    東部では大雨注意報が出ている。
    今日は35度越えの猛暑日であった。

  2. 未明に雨がありました。久しぶりの雨です。
    午前中の湿度は、だから、80%超え。もう午前中からエアコンです。
    今年はエアコン使用時間記録更新は間違いなし。天気とはうまくつきあうしかありませんから。

  3. 関東もここんとこ真夏日というより雨まじりの不安定な天気が続いてます。まあ空梅雨だったからこの方がいいかも。子どもの付き合いで虫捕りに夢中。子どもに返っています。

    1. 水不足が心配されてましたが、少しは解消されたんでしょうか。降れば土砂降りで、50ミリ/時間でも全然驚かなくなりましたが、それも異常なんでしょうね。防災アプリでは、ときどき100ミリの雨雲が近づいてますという警告が出ます。

      やって来る蝉が朝のうちうるさいほどです。蝉時雨なんて気取ってられないくらい。蝉取りする気は起きませんがね。かわりにブドウにくるコガネムシを毎朝5,6匹くらい捕まえてますが。

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