生暖かい日

生めいた空気の記憶震災忌

あれから一年。

あの日ちょうど家にいたのだが、最初は小刻み、やがて大きくゆっくり揺れ出したので表に飛び出た。
周りは、向かいの新築中の家がぎしぎし鳴るし、50メートルほど離れたマンションの屋上にある携帯基地局のアンテナが激しく首を振っている。目眩するような地面ごとからだが揺れるのが3,4分ほど続いたろうか。

薄曇りで風も弱く、生暖かい日だったことを覚えている。

“生暖かい日” への4件の返信

  1. 1年ですね。それぞれあの日の記憶は消えないんでしょうね。

    今日も肌寒い雨でなかなか春めいた気分になりませんね。
    でもJリーグも始まったし、プロ野球ももうじきだし、女子ゴルフにも美人の新星が現れたし、スポーツ観戦に楽しみを見出していきたいなと思ってます。。

  2. そうです・・・もう、1年経ちました。

    大きな被害に遭わずとも、鮮明に思い出す事が出来ます。
    阪神淡路大震災で罹災した母の部屋(今は西多摩)にいました。
    17年前の震災の記憶が甦ったのか、母は「よう揺れてるねぇ~」と言葉は呑気に聞こえますが、きっと恐怖に苛まれたのでは、と思われます。

    震源に近い方々の恐怖を思う時、天災の酷さをひしひしと感じます。
    今日一日 平穏に過ごせた事に感謝する毎日です。      nao

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