世に出る

春の虫この世に生まれ戸惑ふか

カーテンに小さな虫がじっと止まっている。

どうやら冬のあいだ部屋に取り込んでいた鉢から虫が羽化したらしい。そっと紙にくるんで外へ逃がしてやった。
一方、エアコンに張り付いている蛾のような虫は、ほだかが亡くなる前に部屋の隅で追っかけていたやつと思われ、あれからもう3週間も生き延びていることになる。

“世に出る” への4件の返信

  1. そのような小さな虫を見ると「一寸の虫にも五分の魂」というか、懸命に生きている者への愛しさといったものを感じます。ウチのカミさんやら子供たち皆虫には弱い。虫を見るとキャーって逃げ出す。ボクの教育が悪かったのだろう。それを反省して孫たちには虫特訓をして、そのせいか結構平気でカマキリなんかも捕まえている。そうでなくっちゃね。

    1. そうです、男の子はカマキリどころか蛇さえも!?
      小さいうちから外で遊ぶ中で覚えるんでしょうね。
      それに、BS3チャンネルでは美しい自然番組が多いです。みんなで見よう、BSプレミアム。

  2. 「春の虫」と言えば、可愛い虫を連想しますが・・・
    最近 母の部屋で(=西多摩の田舎?)カメムシを時々見付けて大騒ぎ!
    ティッシュに包んで、そっとベランダに移動して貰っています。
    どうやら、要領良く温かい部屋で冬を越したのでしょう。
    強烈な臭いさえ無ければいいのですが。手で触ろうものなら大変!
    石鹸でゴシゴシ洗っても なかなか取れない厄介な臭いです。
    どうしてカメムシ君は、こんな酷い匂いを晒すのでしょう?
    どなたか教えてください!    nao

    1. 我が家でも春に湧き出てくるのはカメムシです。まだ小さいのでそっと扱えば大丈夫です。あの臭いはスカンクと同じ理由だろうね。小さい身を守るために神様が授けてくだすった武器です。

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