散水機

スプリンクラー風にあらがふ花野かな

もちろん雨の今日ではない。

一週間ほど前のよく晴れた日の光景だ。
公園の大きな花壇に、これまた大きなスプリンクラーが回っているが、風上に向いたとき一段と吹き上がるように水しぶきがたっている。
いくつかのスプリンクラーの間を縫って、その水しぶきを避けるように、散策の人たちが日傘でもって花の丘を下ってくるのが見えた。

“散水機” への2件の返信

  1. 考えてみればいつの頃からスプリンクラーってあったんでしょうね。
    大規模の公園や花壇には欠かせないですね。
    スプリンクラーが季語だと思ったら「花野」で秋の季語なのですね。
    一つ勉強できました。

    今日はいつものカルチャーセンター主催、マンガ家の里中満智子氏と国際日本文化センター教授の倉本一宏氏の対談を聴きました。
    タイトルは「日本とはどのような国か」
    お二人の著書、主に古代史を通じてそれぞれの視点から語られました。
    倉本先生の授業は何度も受講したのですが「天上の虹」の作者、里中氏は初めて。
    気さくなお人柄で一番前に座っていたこともあり、ついつい話しかけてしまいました。
    「天上の虹」の中の女性で私は十市王女が好きですが里中さんは誰が一番好きですかと?
    答えは「みんな大好き」でした。
    32年越しに完結させた分身の女性たち、さもありなん。
    どの女性にも愛着が深いでしょう。愚かな質問でした。
    ついでに倉本先生はhodakaさんの高校の後輩で津出身。
    事あるごとの伊勢自慢は痛快でした。
    それに乗って里中さんのお父様も鳥羽の二見出身とかで大いに三重が盛り上がりました。

    1. 「散水」となると季語です。夕方などに涼しい風を呼ぶための「水撒き」のことです。スプリンクラーは、季節問わず使うので季語にはならないでしょうね。

      豪華な組み合わせの対談でしたね。あの時代のことを一般の方の目線で語れるコンビですから、聴衆の皆さんも満足されたことと思います。

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