盆地の稔り

おとうとの手から兄への稲掛くる

一家総出の稲刈り。

爺ちゃんや父ちゃん、小父さんたちが刈ったのを、幼い兄弟が稲架掛けの手伝いをしている。
小さな田んぼなので、自給の分だけを耕作していることが分かる。聞けば、こちらは餅米、あちらは白米だと言う。
休日をフルに使っての稲刈り風景だった。

今日通りがかった平群の稲刈りはまだのようだった。
一列だけ稲架を見かけたが、田の縁が三条ほど刈りとられた跡があったので、冬越しの藁を取るためのものかもしれない。
どうやら、この週末頃が盆地の刈り入れになるみたいだ。

“盆地の稔り” への2件の返信

  1. やはり奈良の稲刈りは遅いようですね。
    9日奈良では丁度コンバインで刈り取っている風景に出会いましたがまだほとんどの田んぼは実った稲がたわわに穂を下げていました。

    一方、今朝のこころ旅では正平さんが松阪で田んぼの孫生えを紹介していました。
    伊勢平野と大和盆地では二か月くらいの差があるかもね。
    正平さんは松坂城から御城番屋敷を抜けて岩内(ようち)の瑞厳寺を訪ねる予定。
    ここで思い出したのは岩内の読み、正しくは「ようち」らしいのですが私たちはなぜか「いよち」と言っていました。
    高校の遠足で行ったのですが大きな池があったような・・・
    記憶があいまいなので今夜の「とうちゃこ版」を見るつもりです。

    1. とうちゃこ版見ましたよ。
      わが母校でも高一のときだったか、松阪の奥に遠足した記憶があります。街から山へ向かって田んぼの道をずっと歩き、やはり溜池があるような場所だったように。なんであんな遠くにという思い出しかありません(笑)
      もしかしたら、今日の岩内の瑞巌寺方面だったかもしれないです。やたら長く歩いたことだけを覚えています。

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