惑わされるもの

無惨でもあるか佳人よ木の葉髪
見なかったふりも情けの木の葉髪

会釈などで思わず目に止まる景色。

これが麗婦人ならば、もう気が動転してしまっていけない。
何も見なかった顔して話を続けてみても、ちっとも身が入らなくなるのだ。
ウィッグなるもので十分カバーできるはずだが、あえてそうしない訳でもあるのだろうか。そんな妄想も浮かんでくるといよいよいけない。
良きにつけ悪しきにつけ、美人はとかく惑わす。

“惑わされるもの” への2件の返信

  1. 老いたる女性の頭髪の手入れほど大変なものはないとつくづく身に沁みて感じている。
    白髪染めをしても一か月余で自毛が出る。
    完全な白髪になるまでの辛抱ができない、かと言ってウイッグをつける勇気もないし・・・
    パーマでごまかしてもてっぺんは隠しようもない。悩み多しである。
    まあ、歳相応でいくより仕方ないかな。

    友人は白髪をシニヨンスタイルに結っている。
    品の良い素敵な白髪の人に出会うと思わず振り返ってしまうのである。

    1. 表情が七難を隠すことは間違いないようで。
      容貌など外見に悩むことなく、顔を上げて生き生きと自分を貫いている人こそ美しい。
      何十年の来し方を自信をもって晒せたら、素晴らしい晩年としてまぶしく映るのでしょうね。
      今日の新聞に、「メタボ」より「フレイル」のほうが要介護リスクが高いという記事が。「フレイル」とは心身の活力や機能が低下した状態。
      「高齢者は肥満対策より、必要な栄養を取り筋力をつける」ことが大事とか。
      いくつになっても心にも栄養を与え続けなければ。

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