ほんまもんの鍋

闇鍋へぶつ切りの葱溢れしめ

冬葱が甘い季節。

ざくっと切れば涎のような粘液、ヌルがあふれてきて、これが冬に増えてきて、免疫細胞を活性化させるという。やはり葱の旬は冬なのだ。
東京に出て、青い部分を捨ててしまう葱をみて驚いたものだ。はじめの頃はどうしても白ネギに馴染めなかったが、いつしか虜になっていたのは冬の甘味のせいだろう。
それから、本当にうまい葱というのは、肉抜きのすき焼きとして食える。肉の代わりに麩を使うだけだ。肥えた土、無農薬、有機栽培に育てられた九条葱をいただいたときはその旨さに声を失うくらいだった。あんなにうまい葱は、店では絶対に手に入らない、名人の葱だ。
今でも毎日畑へ出られているだろうか。

“ほんまもんの鍋” への2件の返信

  1. 最近の寒さに鍋物のネギは欠かせません。
    九条ネギは食べたことがありませんが一度食してみたいものです。
    焼きネギと言えば下仁田ネギが一番じゃないでしょうか?

    私も実家では青い部分の多いネギが一般で白ネギには慣れていなかったのですが最近はネギと言えば白いネギ。

    肉抜きでもおいしいすき焼きなんて信じられませんが試してみる価値はあるようですね。

    1. 葱鍋、お試しあれ。ちゃんとすき焼きのタレを使います。違うのは肉がないだけ。焼き豆腐、イトコンも椎茸も白菜も人参も、好きな野菜でオーケー。
      葱だけは厳選してくださいね。

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