安全祈願

安全を誓ひて仕事始かな

勤めていた会社の工場部門では、始業式が済むとただちに無事故・無火災のお祓いを受けに近くの神社へおもむいたものだ。

全部課長、安全衛生に関わる担当者が参加して神社の御札をいただいて帰ると、今度は各課の神棚に供え、そこでまた職場の安全式を行う。
こうして、ともするとQCDの追求に走りやすい現場に「安全第一」の精神を植え付けるのである。
「ひやり・はっと」レベルのものも含めて「無事故」は全部課長の管理項目に上げられ、工場長による毎月のパトロールはもちろん、定例の報告が課される。
安全管理統括の立場の在職中、大きな事故がなかったのは幸いであったが、ハードの整備だけでは防ぎきれないソフト上の残念な事故がいくつかあり、職場から事故をなくすのはほんとうに難しいことを痛感した。

“安全祈願” への2件の返信

  1. 無事故、無違反は健康とともに私の毎年の念願です。

    昨年はヒヤリハットの場面が数回あり、一層の注意力が必要になってきた。
    まだ数年は車の運転を続けたいし実家へも無事に行けるよう毎朝仏壇の前で安全祈願をしています。
    運転する人だけではなくお互いに十分過ぎるほど気を付けたいものですね。

  2. ひやり・はっとはものに書いておき、それをみんなが共有することが大事です。家庭でも同様で、こんなことあったよと都度伝えることも必要かと。
    だんだん視力、瞬発力とも鈍くなってきているので、運転には気をつけなくてはね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください