凍鶴の眼中おかず吾も檻も
鶴は動物園でしか見たことがない。
檻の前に立っても、身じろぎもせずただ眠っているように首をすくめるときもある。
しばらく対峙していてもなんの反応をみせてくれないと、たまらず根負けしてしまって、急に寒さを感じてしまうものだ。
鶴ではなくて、散歩で見かける鷺の仲間も同じようなところがあるが、よく見てみると寝ているのではなくて、獲物を狙ってじっと動かずにいるだけのことの方が多い。
鴨の浮寝というのはどこかのどかという風情が伴うが、厳寒の鶴の寝姿は孤高そのものであろう。
孤高という名にぴったりの丹頂鶴。
折り鶴や昔ばなしでは親しみの鶴ですが実際目にした人は多くないでしょう。
釧路原野でも見ませんでしたが唯一東山動物園で見ています。
その東山のバードゾーンただいま鳥インフルの影響で閉鎖されています。
すっかりご無沙汰ですがたまには童心に帰って動物園へ行くのもいいですね。
過密な動物園ですから、鳥インフルは脅威でしょうね。
こちらが散歩で見かける池の鳥などは、とくに真鴨が多いのですが、接触さえ気をつけていれば安全なのでしょう。やはり自然のものは遠くから見守る姿勢が大事なんだと思います。
古墳公園は、今の時期が一年で最も句材が季節ということもあって、時間をみつけては散歩に出かけています。3時間ほどは楽しめるでしょうか。
小寒、大寒、南岸低気圧と来て、早や1月も大詰めを迎えましたね。
地貌季語の宮坂先生を引っ張り出すまでもなく、季語ってこんなに多く、かつ奥深いものなんですね。
hodakaさんの季語を参考に作句を試みますが、これがなかなか難しい。
凍鶴なんてもうお手上げ。
後2日。なんとか枯渇したチューブを絞り出して、投句にこぎつけます。
今週末のブラタモリ「有馬」も見なくっちゃ!!
無心に取り組めば、締め切り間際のほうがかえって好結果を生むことがあるようです。火事場の何とかよろしく、奮闘期待。
前回に交通要路として「有馬街道」が挙がってましたが、有馬温泉は宝塚から山に入るとたどれるんですか。
有馬街道は神戸、大阪から有馬に通じる道。小浜から生瀬、蓬莱峡 、船坂経由で今もクルマで利用する便利な道ですね。
なるほど、別名「湯乃山街道」。秀吉の三木城攻めの際有馬から新道を開いて、京都〜三木城の最短ルートとなったなど、古い街道なんですね。
そんなことを頭に入れてブラタモリを楽しみます。