下萌や頁つきたる鳥日誌
後円まだ前方墳の下萌ゆる
今日は久しぶりに気温10度を超えた。
そのせいだろうか、ここんところ渋っていたいろんな鳥さんたちの姿をじっくり観察できた。
とくにルリビタキ(♀)は今冬初めてで、一回しか見てなかったトラツグミを四カ所で目撃するなど収穫は大。
句帖の端っこに今日の鳥をメモするのだが、今日は二桁はいけて、久しぶりの鳥日和。
足許はというと、枯れきった墳丘の裾には点々と下草が芽生えてきたといおうか、今まで寒さで葉が地面に這うように低く臥していたのが、むっくり顔を起こし始めたような気がする。
鳥日和、鳥日誌、ユニークですね。
毎日どんな鳥に出会えるかなんてとても贅沢な環境で羨ましいです。
自然界は着々と春の支度がすすんでいるようです。
今日は名城公園で探鳥会があったのですがカルチャー教室と重なって見送りました。
時あたかも同公園では「梅まつり」が始まり盆栽や植木市、青空甘味処など賑わいを見せたようです。
探鳥会、梅祭。冬と春とが同居しているような行事ですね。
だんだんと野外の行事が増えて人出も期待できるところ。
当地は、先月末から夜の行事が続いています。山焼きは昔からですが、平城京の大立山巡行、奈良公園のイルミネーションなど個々数年前から始まったイベントです。官が一所懸命イベントを仕込んでますが、どうなんでしょうね。
ルリビタキ、ですか。それはすごい。文字通り瑠璃色なんでしょうね。
めったに会えない鳥を見つけると興奮しますもんね。
ウチの散歩コースも鳥いっぱいですが種類はそれほどでもありません。トラツグミも見かけたことありません。やはり江戸川べりの単調地形と起伏に富んだ大和盆地ではバラエテイの度合いが違うんでしょうね。探鳥、お楽しみください。
ルリ君ならよかったのですが、ルリ嬢だったので、青いのは尾の方だけでした。あとひと月くらいはいてくれそうなので、また探してみます。
トラツグミは当地で人気者です。大砲レンズを抱えた人たちをマークして、珍しい鳥に遇う確率が上がります。