あちこち招致騒ぎ

リニア招致くすぶってゐて山笑ふ

生駒の山々が萌えている。

鞍部にある暗峠もさすがに萌黄色がまさって、いつもよりよほど明るく見える。
聞くところによると、生駒山はかつて全山どこでも松茸が採れたそうだが、その後の松枯れのため楢や櫟にとって代わられた。が、やがて薪からガスの時代になると手入れもされず大きくなりすぎて、今度は楢枯れの浸食で姿を消すのも時間の問題だという。
そうなると、次は青木などの低い照葉樹の出番となって、今とはまたまったく異なった様相を見せるらしい。
わずか100年ほどのあいだに目まぐるしく植生が変わるとは驚きだが、ここ2、30年のうちにリニアが貫くかも知れず、太鼓から聖地として崇められてきたお山も騒々しいことだ。
騒がしいと言えば、今さら万博だの、賭博場など、都構想など、よそからは冷たい目で見られていることに気づかないのだろうか。

“あちこち招致騒ぎ” への2件の返信

  1. 大分、中津では岩盤風化による山崩れが起きました。
    山の麓に住む住民の不安が増します。
    トンネルなどの大工事では植生がダメージを受けること必然です。

    山萌ゆる季節、快適なウオーキングが楽しめます。

    そういえば夕刊の自伝的エッセイが今月からは(初代NHK女性アナウンサー?)下重暁子さんです。
    その第一回によれば小学生のころ奈良県三郷町の信貴山参道奥にある旅館三楽荘(現、信貴山観光ホテル)に疎開していたとありました。
    hodakaさんのお住いの近くだな~と・・・
    今、信貴山も萌えていますか?

    1. 信貴山は生駒山地の南端。よく萌えてますよ。
      信貴山参道の料亭、旅館の送迎車が家の前の道路をよく登って行きます。なかには、修学旅行らしきバスも。
      まわりの山は山桜も褪せて、ぐんぐんと薄緑の色を濃くしています。

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