耳鳴りみたいな

松蝉の風のまにまに陵の濠

聞こえるかどうか。

それくらい幽かな音だ。
音と言っても夏の蝉のようにミンミン鳴くわけでもなし、林全体から耳鳴りのように体全体を包み込む空気と言っていいだろうか。
当然、発生源など確かめようもなく、ただ林のどこかにいると感じるだけである。それも何匹いるかもさっぱり分からない。

“耳鳴りみたいな” への4件の返信

  1. 今頃の時期に鳴くセミのことを松蝉と言うのでしょうか?

    実際に聞いたことはないけど何となくイメージはできるような。
    夏のうるさいセミとは対極にありそれこそ空気を震わせるような、と言えば言いすぎでしょうか・・・

    1. うまくは言えないのですが、常にシーンと響いているような感じです。「耳鳴り」としか言いようがないというか。

  2. そうか、ハルゼミの季節なんですね。さすがにウチら辺の雑木林にはいないようですが。今日はやけに寒いけど、もうすっかり初夏。蝶々もいっぱい出てきたしトンボもちらほら。昆虫爺、忙しくなります。

    1. 寒いですねえ。
      しかし、季節は休みなく、ナメクジ君も盛大に活動してます。おかしいですねえ、雨蛙君は雨を避けるように庇に避難してました。如雨露の水にも慌てて逃げるし(笑)

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