ラムネ売り

巌積む渓を転がる河鹿笛

遡上すればするほど大岩が現れる。

滝道を曲がれば曲がるほど道が細くなり、河鹿の鳴き声が近くなる。
だいたいの居場所は見当がつくものの、鳴き声が岩にこだまするので在処はつかめない。

滝見茶屋で一休みしようと店をのぞけば、冷たい清水に冷やしたラムネがうまそうだ。
だが、所望するとラムネは冷蔵庫で冷やしたものにかぎると、奥から持ってこられたのには驚いた。こちらは、滝清水で冷やしたラムネがほしいのに、押しつけられるようにして持たされたラムネを手に途方に暮れる。

“ラムネ売り” への2件の返信

  1. 巌にこだまして河鹿が鳴いていましたか。

    冷蔵庫の冷やしラムネには興ざめですね。のぼり旗がないています・・・

    今夜は和太鼓集団「あすか組」の演奏に、エネルギッシュな舞太鼓に圧倒されっぱなし。

    1. あすか組は県外の活動がメインなので、当県では残念ながら機会が少ないみたいです。
      世界をまたにかけて活躍してるみたいですから、かなり洗練された演奏なんでしょうね。

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