風格

くまぜみの腹を見せずに落ちゐたる

さしものクマゼミも最後には地に落つる。

ゴーヤの棚にしがみついていたのか、最後の力もつきてその下に落ちていた。
さすが、蝉の王者らしく、腹見せて裏返るような無様な姿は見せない。
それにしても、王者がいっせいに消えたのに、油蝉の姿は全く見られない。駆逐されたと言うことだろうか。

“風格” への2件の返信

  1. そういえばあれほど早朝からうるさかったセミが一斉に静かになりました。
    短い命を精いっぱい生き抜き果てたのでしょうか・・・

    夏の終わりは何だか物憂い気分です。

    1. 済みません、このコメントを見逃してました。
      今朝は揚羽が建物の基礎にしがみついていました。命を終えるには早すぎる気がします。やはり、虫たちにとってもこの夏は厳しかったのではないでしょうか。

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