露おける

桔梗の遅れて咲ける一二本
雨雫堪えてしまひの桔梗かな

とっくに花の期間は終わったと思っていた。

早ければ初夏から咲いて、八月にはほとんど終了するのが普通なので、まるで狂い咲きのように一本、二本とぽんぽん風船が膨らんできたのには驚いた。
ただ、可哀想なのは、咲き始めてからずっと雨で首を垂れていること。しかし、雨の露をのせているのもある意味風情が感じられて悪くはないのだが。

“露おける” への3件の返信

  1. 桔梗と言えば秋の七草。
    先月末に提出した書の作品は素十の句
       桔梗の花の中よりくもの糸 
    hodakaさんの句も書いてみたくなりました。 
       桔梗の遅れて咲ける一二本

    1. やあ、とても書にしていただくには恥ずかしい出来です。
      なんとかものにしたい桔梗なんですが、まだうまく言い当てられなくて。

  2. この場合
    桔梗は、キチコウとよむんてしょうかね。

    季節は、はや重陽へ。今日9月9日は重陽の節句。菊の花を愛で、その花びらをうかべた菊酒などで長寿を祝う事から「菊の節句」とも。
    我が地区では早目の昨日、長寿まつりを実施。大雨警報の中、無事100名参加のイベントを何とか打ち上げました。雨は幸い一時的に止んだり小降り程度で、事なきを得ましたが、中学、高校の参加プログラムは警報の為、休校で全てダメ。でも何とかなるものですね。体操のインストラクターが急場をつないでくれました。

    今後、当地は年末まで毎月イベントが続いていきます。

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