ふじばかま咲いて南下の蝶の糧
長旅の蝶の寄る辺に藤袴
たいして広くない花畑に何種かの蝶が集まってきている。
なかでも、藤袴にはツマグロヒョウモン、赤立て揚羽、そして南国へ下る途上の浅葱マダラがしきりに蜜を吸っている。
これから数ヶ月かかけて台湾など南の国へ帰るための体力を養っているのだろう。あの小さな、そしていかにも儚げな翅でよくも荒海を越えてゆくものだと感心するが、行く先々でもまた、このように花畑に立ち寄っては栄養を補給することを繰り返して行くに違いない。
めざせ5000句。1年365句として15年。。。
拡大して見るときれいな蝶ですね。
数か月もかけてどのくらいの距離を飛ぶのかわかりませんがこの小さなはかなげな身でけなげですね。
いっぱい蜜を吸ってどうか危険な目に合わず無事にと祈りたい。