立春に絞りし酒のラベルかな
奈良は清酒の発祥地だそうである。
室町時代に市内の正暦寺ではじめて醸されて、その伝統をほそぼそとつないできたが、最近は清酒発祥地を合言葉に県内醸造元にも種母が配られて各社はその味をアピールしている。
いずれも地元消費が多く、必ずしも全国的な知名度は高いとは言えない。今日立春の朝に絞ったものをめでたい「立秋朝絞り」として即日出荷されたのも固定的な顧客宛であったという。
なにごとも欲の少ない県であるので、商品を県外にまで販路を広げる動きも鈍く、移住者からみると歯がゆいと思うことが多い。
それにしても気温の上下動が激しい。4月の陽気かと思ったら今夜にもすぐに逆戻り。ジェットコースターのような気温で体調を崩されることのないよう。
ニュースを見て全国では20度前後まで気温が上昇して春一番も吹いたとか。
当地はさほどでもなく風もあり陽射しも少なかったせいか暖房はいつも通り稼働させた。
上がったり下がったり晴れたり降ったりと目まぐるしい。
旧暦では明日が新年らしい。
気持ちも新たにスタートしましょう。
明日は飛鳥吟行の予定ですが、天気もまずまず気温もやや暖かめとか。助かります。