シルクロード東端の国

川の道たどり大和へ初燕

10羽くらいが大和川をぐるぐる周りながら遡上していく。

こちらはまだ真冬の格好なので、もう来たのかと正直驚きを禁じ得ない。
二三年前にもこの様子を詠んだことがあるが、盆地の出入り口では一番低い部分だから、大和へ入るには一番容易なのであろう。とすると、やはり海に面した和歌浦から紀ノ川経由で遡上してくるグループもいるのではなかろうか。
ともあれ、空も仲春が兆したと言うことである。ということは、初雲雀の声を聞くのも間もなくではなかろうか。

“シルクロード東端の国” への2件の返信

  1. いち早く春を先取りしてやってくる燕、鳥たちの感覚は鋭いですね。
    やがてヒバリ、ウグイスと空も賑わいそうですね。
    大陸から大和へたどり着くまでにどんな旅を続けてきたのでしょうね。
    いろんなドラマがあったのではないでしょうか・・・

    1. あの子たちも大和川をさかのぼってさらに奥の生まれ故郷を目指しているのかもしれません。というのは、家の周りで子育てする時期はもっと先ですので。

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