降りる場所

雲厚き空のどこかの初雲雀

思わず空を見上げた。

雲雀の声が聞こえたからだ。だが、雨もようの空なので雲が厚くて声の主を探し当てることができない。
初雲雀とはいえ、揚げ雲雀の堂々とした声だった。
今までよく降りていた空き地には真新しい建て売りに人が住んで、今年はいったいどこへ降りるのだろうか。

“降りる場所” への2件の返信

  1. 目も耳もよほど鈍感なのか新しい発見が全くありません。
    それともその気がないのか自然の息吹に鈍感になりました。

    目の前の現実に追われて心に余裕がないのかもね・・・
    半月ほど前に洗濯機が突然壊れ家電屋さんの貸し出し用を使用していた。
    やっと希望していた製品が届き快音を響かせている。
    次は何が壊れるのやら、冷蔵庫だけは勘弁願いたい。

    1. 家電ものってひとつ壞れると次々に壞れることがあって、ご用心を。わが家では大きいところはまず一巡して次の波は先になりそうですが、それも保証はないし。
      わが家の冷凍庫もこれ以上はもう無理と言うくらい詰まっていて、停電でもアウトです。

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