つちふるやシルクロードの最終端
外へ出るとあたりがもやっとしている。
このもやもや感はあきらかに霞のものではない。
家人に聞くと、やはりバルコニーのものなどには黄色いものがかすかに積もっているという。
ニュースでは言わないが、黄砂ではないだろうか。
ただでさえ花粉アレルギーで腫れぼったい瞼をしているのに、細い目がますます細くなってしまうような気がしてならない。
モンゴル系極東人には一重まぶたが多く、顔もひらべったくできているが、これは太古はるばるアフリカからたどり着いた先祖が氷河期に進化して結果だとチコちゃんに教わった。そのでんでいけば、黄砂にも耐えていける顔立ちともいえる。
なにしろ、平べったくて表面積が少ないのだから、砂が溜まる部分も少ないのである。
氷河期に進化して、いまは黄砂にも耐えられるように進化した極東モンゴル系人種なのであることを誇りに思おうではないか。
そうですか、チコちゃんが言ってましたか。
アジア系民族の特徴説、面白いですね。なるほど確かに。
最近まともに鏡を見るのも嫌になっていますがつくづく眺めてみると納得です。
一重まぶたは目玉が凍らないように。凍結から身を守るには睫も短く、水を溜める窪みも少なく。理屈ですよね。