立会人

死票を無言で投ず花の昼

知事と県会議員選挙の日。

投票所入り口の満開の花とはうらはらに、投票所は閑古鳥。われら夫婦以外は役所の人間と立会人だけ。
花の日曜日と重なったことよりも、全政党が推薦の知事選とただでさえ指定席の定員減の県議選では闘う前に結果が見えてる選挙とあっては白けるのも当然であろう。
せめての意志を投票箱に放り込まんとするとき、パイプ椅子の立会人ふたりと目があった。

“立会人” への4件の返信

  1. 投票所は投票する人よりも立会人の数の方が多いという珍現象。
    華やかな桜がかえってむなしく感じられた。
    しかも我が区は無投票当選という前代未聞の現象、こんな選挙は初めての経験。
    今後の国政選挙はどうなっていくのだろう、ますます棄権者が増えるのではないだろうか・・・

    1. 議員のなり手が居なくなってるのは過疎の村だけの問題ではないのかもしれません。
      投票率の低さといい、政治や行政にたいして期待も何ももてない人も多いのでしょう。
      国の活力とはこういう面にも現れるものです。

  2. 知事選、奈良は酷いなぁ~。
    日本最年長(の筈)者を四選させるなんて!
    周囲に、革新の京都、目立ちがりの大阪、新しければ何でも有難がる、
    神戸と ”お手本”が いっぱいあるのに 且つ、過疎地でもないのに、
    なんで こうつまらないままで 平気なんでしょうかね?
    我が横浜は やっと立民が力を蓄えてきたようで 面白くなり、
    投票は (天気が好く、桜見も兼ねてでしょうが)行列が出来るし、
    投票所お手伝いの人に聞くと、締め切り寸前に走りこんできた人も
    いた、と 結構賑わっていました。
    のか 

    1. 何でも「官」に頼る経済。「イベント経済」の打ち上げ花火ばかりで、民間がリスクをとって切り開くという意識がない。
      リニアが通ると言っても青写真とてなく、土木業者をのぞけば将来を描こうにもビジョンも夢もあったものじゃない。
      関西広域経済強力にも背を向けて(利益がないと公言してはばからない)、最近ようやく防災だけは組みたいと虫のいい話。これでは相手にされない。

      全国の限界自治体ワーストテンのうち五つがランクされている当県において、ただ座して死を待つとしか見えない行政。せめて、全国に先立ててモデル自治体を定めて総合的な対策を進めるなどすれば知恵も集まるのではないかと思うのだが。

      カネは使わないのが県民性で、堅実といえば聞こえがいいが新しい産業が育たない土壌は簡単には変えられないということでしょうか。

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