芝桜振り返り見て過ぎゆける
道路側に芝桜が咲き誇っている。
三種類ほど植えたのだが、やはり生来の強い弱いはあるようで、薄紫の株が枝を張ってのさっばている。
この種は香りもあるようで、顔を近づけるとかすかに甘い香りがする。
秩父の有名な芝桜の公園へ行ったことがあるが、芝桜には香りというイメージがなかったのであらためて驚いている。
よそのお宅さんでは、鮮やかな赤のものが多いように思うが、これも門前を過ぎるとき思わず振り返って見てしまう。
芝桜が咲けばまもなく藤、桐の季節。いよいよ春の大団円を迎える。
今日はしつこいほど動詞が並んだ句だ。
芝桜は今が見ごろでしょうか。
各地それぞれに有名な芝桜の丘があるようですね。
当地の有名地ではいっとき猪にやられて所々剥げ山になった年がありました。
我が家では今モッコウバラが真っ白に咲き乱れかすかに香りを漂わせています。
まもなく真っ赤なツルバラも咲き始めるでしょう。
なんでもない光景にちょっと心を預ける。
スマホばかり覗いていると見えない光景はかぎりなくある。惜しいことだ。