紙一重を

引率はママより若い磯遊

昨日の月例句会の席題は「磯遊」。

先月もそうだったが、眼鏡をかけてないので白板に書かれた文字が見えない。
披講となってやっと知ることとなるが、作るとなると易しそうで意外に手強い兼題である。
というのも、たいていは磯遊びの内容になってしまって下手すれば季語の説明、そうでなくても類句のやまを築くばかりなのだ。
伝統俳句派、写生派となるとなかなかこの壁を超えられないのではないだろうか。ある意味説明句と紙一重のところを狙ってみせるのが真骨頂となるのだが。

“紙一重を” への2件の返信

  1. 「磯遊」晩春の季語なんですね。
    確かに簡単なようでいざ詠むとなると・・・ですね。
       山の子の波と戯る磯遊
    やはり説明的です。
    私は水平線を初めて見たときの感動を詠みたかったのですけど上手くいきません。

    磯遊びで真っ先に思うのは潮干狩り、数年前までは毎年潮干狩りに行っていた。
    ここ数年、三河湾でのアサリ採りができなくなり残念この上ない。

    1. 「汐干」の傍題に「干潟」「汐干狩」などがあって、「磯遊」「磯菜摘」とは別季題になってます。同じ春の季題です。
      いよいよ水に親しむ候となって、磯や浜の生きもの、貝掘りなどを楽しむ季節ですね。
      「山の子」を持ってこられたのが手柄です。「波とたわむる」を具体的な事象、行動で表現できれば素敵な俳句に生まれ変わりますよ。水平線の広さ、大きさに感動されたことを素直に詠まれたらどうでしょうか。

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