雨を呼ぶ風

茅花流し迷子情報運びくる

窓を開けると外の音が聞こえてくる。

冬の間は締めきっているので、有線放送があっても何を言ってるのかさっぱり要領を得ないが、夏ともなると風に乗ってクリアに聞き取れるようになる。たいがいは、行方不明者の案内で見かけたら連絡してくださいというものだ。
半日くらいすると今度は無事見つかったと、また有線の連絡がある。
昨日、今日の風は南風。雨を呼ぶ風である。いわゆる茅花流しだ。
沖縄、奄美地方はすでに梅雨入りしたという。
これからはからっとした天気からぐずぐずとした天気へ。湿気がまといつくような鬱陶しい日々も近い。

“雨を呼ぶ風” への2件の返信

  1. 街に有線放送が流れるのですか。
    なんだかちょっぴり懐かしさを感じます。
    迷子ちゃん見つかって良かったですね。

    やはり今日の風は雨を呼ぶ風でしたか。
    一日中外ではカタカタと風の音がしていました。
    何となく雨風だとは思っていましたが。
    おかげでこれまでの暑さからは少し解放され歩くのも苦にならなかった。

    1. 最近は無線に変わりましたが、スピーカーで流します。ときには別地区の放送が風に乗って聞こえたり。時間をずらして放送するので錯綜することはありません。
      最近の建具は密閉度が高く家の中では能く聞こえません。猛雨のなかの避難情報など、まったく役に立ちそうもないです。

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