雨上がりの朝

さきがけの四葩供花とし剪りにけり

紫陽花の蕾が色づきはじめた。

花の成長が早くすぐに花片をこぼしてしまうので、仏壇に供えるには咲ききるまえのむしろ蕾のもののほうがよい。
冬の間にかなり枝透きしたので、今年は形もよさそうだ。
雨があがった朝、さっそく鋏を手に庭に降りた。

“雨上がりの朝” への4件の返信

  1. 昨日どしゃ降りで東海地方は梅雨入りした。
    今日は風のある爽やかな一日で今はひんやりしている。
    明日からはどうなるのだろう・・・

    我が家の紫陽花は少々遅れ気味、しっかり剪定したのにしたのにも関わらず。

    1. 梅雨寒と言うのでしょうか。ひと頃に比べて夜は寒いくらいですね。
      暑かったり寒かったり。翻弄されまくり。

  2. 『四葩』(よひら)?
    『葩』→中国語辞典を引くと、簡単に”白い花”と書いてありました。
    でも日本では、四葩=アジサイに限定されているようですね。

    (いつも言葉使いや文字ばかり気にしてスイマセン。でもよくまぁ、
     珍しい言葉、いいまわしを頭の中に蓄えているなぁと驚きます)

    1. 17文字に納めるためでもあり、五七五のリズムに合わせるために同じ季語でも五や四、あるいは三と使い分けるための苦肉の策かも。おかげでいろいろ覚えられます。

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