夫婦愛そして動物愛

盲導犬連れ添ふ径の忘憂草

万葉読書会に毎回盲導犬を伴って参加する人がいる。

会場ではまったく声も立てず感心するばかりだが、飼い主も心得たもので、読書会が終わるとすぐに広場に連れ出し大きな木の蔭で用をたさせたりして労っている姿を見るだに心温まる。
ご主人と思われる付き添いもいて、かいがいしく夫人とわんちゃんの面倒をみておられる姿もまたいいものだ。
爽快な気分にしてもらって、しばらくは万葉の径を散歩して心豊かに帰路についたのである。

“夫婦愛そして動物愛” への2件の返信

  1. もう30年以上も前になるだろうか?
    近所に目の不自由なおじいさんが毎日盲導犬を連れて散歩をしていたことを思い出した。
    当時盲導犬を見ることは珍しくその利口さに感心したものである。

    今月に入ってから連日の雨模様にうんざり、読書以外に楽しみはない。
    図書館で昔読んだ文庫本の再読。
    その1)「飛ぶ教室」 ケストナー
    えっ!こんな内容だっけ?読み進む内にあっそうだそうだ・・・訳者が違うだけでこんなにも印象が変わるのか、昔は違う訳者の児童書で読んだのだっけ。単なる子ども向けではなかった。
    その2)「サイラスマーナ―」 ジョージ・エリオット
    さすが、大人のためのおとぎ話として愛読されているだけのことはある。
    年月を経ってからは作品の感じ方もかなり変わることに気づかされた。

    今朝も空一面の雨雲、さてどうやって一日を過ごそうか・・・滅入る。

    1. 二冊とも読んだことない本です。
      外に出るのもおっくうな日には読書は最適、晴耕雨読っていうくらいだもんね。
      ときどき歳時記読んでます。

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