風孕む夜気にもふれよ秋の立つ
エアコンのおよばないはずの廊下が意外に暑くない。
昨日までは部屋を出るとむっとする熱気に包まれていたのが、嘘のようにからっとしている。と言っても、相対的なという意味で、平年を大幅に上回る異常な暑さには変わらない。
この二、三日、高気圧の中心がだんだん当地を離れている予感があって、この分では夜涼を味わえるのも近いと期待していたのがずばり的中した。
夕方いつものように水を撒きに外へ出たら風があり、しかも涼しい風だ。
久しぶりに風を体感する宵だ。
それにしても暦というのはよくできている。涼しさのレベルは遠いがこれもいまどきの秋であろう。
暦の上ではすでに秋。
奈良では立秋の気配が感じられたようですね。
当地では相変わらず、風はそよりともしない。
ドアを開ければ熱気ムンムン、毎日引き込まざるを得ない。
今朝も先週に比べれば若干楽です。が、日中の気温は36度予想。
完全に狂ってしまった地球です。
乳牛の食欲も落ち、生産量減が顕著だとか。
今頃北の大地はひそかに誰かに買われているはず。気がついたときはもう遅い。