習熟

鉦叩けふのリズムはちょと違ふ

ふと気がつくと、一定のリズムを刻む虫の声。

カネタタキだ。
今年はわりと早くから鳴いていて、はじめの頃は単調なリズムでテンポも早かったが、今日庭で聞いたのは、リズムに調子があり、しかもゆっくりと大きくはっきりと聞こえるのだった。
季節の成熟とともに、虫の音楽も習熟度を高めるのに違いない。ちょうど春先の鶯の初音がおぼつかなくとも、やがて見事な夏鶯の風格を帯びるように。

“習熟” への3件の返信

  1. お風呂上りに気づきました。
    かすかに虫の声が、何の虫かは判りませんが。
    目には見えないけどやはり秋なんですね~
    虫や鳥だって最初から上手に鳴けるわけじゃない。
    私だって負けてはいられない・・・

    1. そうです。浮世絵大家の歌麿だって卒寿になってもまだまだ上達すると言ってたそうです。
      下手な俳句も、下を脱却するに道半ば。あと7年で5、000句です。

  2. あと7年で達成ですか、お互いがんばりましょう。
    私も先ごろ先ずは喜寿、そして米寿と健康寿命を延ばしたいと決意。
    たとえ米寿は無理でもせめて7年後は見届けたいものです。

    今からお習字の練習、習熟めざして!!

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