枯色の背なにおんぶのばったかな
2センチにも満たないバッタがさらに小さいばったを負ったまま動かない。
バッタというとあのキチキチ言いながら飛ぶのをイメージするだろうが、わが庭にいるのはほとんどこのような小さなバッタである。あのサイズで交尾するくらいだから、もうこれ以上は大きくはならない種類なんだろう。
これらのバッタはなぜか水栓の周りにいることが多く、朝はいつもご対面。かといって、水が身にかかるのは嫌いらしく飛沫がかかるとさっと逃げてゆく。
人間にとっては一メートル四方、立方に過ぎない狭い空間だが、彼らにとってはきっと広大な空間としてどこでも好きなように生きていい空間にちがいない。
我々からすれば狭い空間でも小さな虫にとっては宇宙大なのかもしれませんね。
夕べ黒い虫が部屋にいたのであわやゴキブリかと大騒ぎしたらコオロギであった。
ゴキブリのようにすばしこくないので連れ合いが窓の外に逃がしてやった。
コオロギは益虫なんだそうです。
何処から入ってきたのか不思議です。
先日テレビのグレトラで陽希さんが蛙が背負ったまま動かない姿を見て「うらやましいな~」と言ったので大笑いしてしまいました。
ニッポンアカガエルのような蛙でしたね。
今朝はいつもばったが居るところで、揚羽蝶が羽化して羽をしきりに動かしはじめました。今ごろ羽化する奴もいるんだね。
そういえば、何日か前に甘酸っぱい匂いがして気がついたら山椒の木に青虫が10匹もたかってました。退治したつもりがしぶとく生き残った奴かもしれません。