時宜よろしからず

徒咲いて櫟礫に打たれけり
徒咲いて萩はくぬぎの樹の下に

萩が今ごろ満開となって、上から櫟の実が落ちてくる。

ただそれだけの句です。
咲くべきときに咲かないと何とも無様に見えてしまうものだ。

“時宜よろしからず” への2件の返信

  1. 何でも旬と言うものがありますよね。
    時期外れのものは味気ない、人間にも旬はあるのでしょうか?

  2. そうです。「人生は日暮れてからが楽しい」と言うじゃありませんか。
    背負いたくないものは背負わない。そんな最高の贅沢を与えられているのですから。
    今が最高の旬だと思いますよ。

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