狭庭にも黄金吹きそめ実千両
千両の実が色を深めだした。
植え込みの千両は赤ではなく黄色の実で、いまはまだ蜜柑の出始めるころのような青みを残しているが、あとひと月もしないうちに混じりけのない色に熟すものと思われる。
二本植えたのが、一本は去年から具合が悪くて今年はとうとう枯れてしまったようで寂しくはなったが、残った株がその分ひとまわり大きくなったようで、南天の実と並んで玄関先を潤してくれている。
千両の先には柊の蕾もはっきりと確認でき、やがて香ばしい香りを届けてくれるだろう。
冬とはいえ、いやしてくれるものが身の辺りにあるということはありがたいことである。
我が家の南天も色づきはじめ万両も緑の実をつけています。
年末までにはいい具合に赤味を増してくれると嬉しいですね。
今、庭は殺風景ですがお正月に向け少しでも華やかになって欲しいです。
今日のブログに書きましたが、柊が開きました。
今日は小春で暖かですが、歳時記をめぐる気分はもう冬です。