日脚

風止んで足より暮るる枯野かな

日脚が早くなってきた。

そのうえもう昏れる頃ともなると急に冷え込んでくる。
風があった日にはそりゃ震えるくらい寒くもなるが、今日はおかげで風はゼロ。ゆるやかに昏れるいい夕となった。
冬の夕は足もとから始まる。

“日脚” への2件の返信

  1. 日没4:45分、夜明け6:30分と冬至までどんどん日が短くなります。

    夜が長いのでたっぷり本が読めます。
    ひょんなことから丸谷才一(名前だけは知っていたが読んだことはない)の小説「笹まくら」を読みそこから後鳥羽院を書いていることを知った。
    今はその後鳥羽院第二版を読んでいる。
    専門的で難しいのですが大いに興味を惹かれる。
    巻末の岡野弘彦編の後鳥羽院年譜から読み始めて約一か月。
    秋の夜長にはもってこいの本である。

    1. 丸谷才一氏は長編作家というイメージがあっていままで馴染むことがとうとうありませんでした。実力的には無論申し訳ない作家ですし、食わず嫌いはいけませんね。

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