目立たない交代

人知らず里の脱皮を竹の秋

当地は朝から雨が降ったり止んだり。
ほとんど雨の上がった午後、飛鳥~談山神社をドライブした。

生憎の空模様とはいえ、やはりあのあたりの緑の濃淡は深い。
石舞台付近では大きな桐の木があったりして目を楽しませてくれたが、濃い、淡いの緑の中に竹林の黄葉が際だっている。すでに筍も成長し、新しい葉に交代するのだ。
こうして、この里に新しい命が吹き込まれる。

追)竹の新芽

“目立たない交代” への6件の返信

  1. 連休後半はちょっとお天気も今一、三重県南部は大荒れも模様とのこと。

    緑の濃淡が美しいですね。
    今年は寒かったせいか連休前半は筍がまだまだ掘れました。
    親子四代で掘った筍をすぐ茹でて食しました。
    柔らかいものから歯ごたえのあるものまで筍尽くしの日々です。

    山の彩りが刻々と変化していくこれからの季節は一年で一番美しい時期ですね。
    まさに「山滴る」ですね。  大いに詠みましょう!!

    1. 連休はずっと雨で滴っています(笑)
      雨の長谷寺、雫の牡丹もよかったですよ。

      作句、おたがいがんばりましょう。

  2. 今日の関東はひどかった。女子プロゴルフも中止、明日見物に行く予定なんだけどスケジュールが変わってしまった。そちらはいい天気になったようですね。

    「竹の秋」、何とも洒落た季語ですね。この時期に葉っぱが生え変わるというのも面白い。
    飛鳥へのドライブ、いいですねぇ。ちょうど7世紀史で乙巳の変~大化の改新の所へかかっており、談山神社のことも勉強しました。少しづつですが全体が見えてきました。現場感はほだかさんのレポートと「万葉の旅」に頼って読み進めますのでどうそよろしくお願いします。。

    1. ニュースではとんだ連休のようですね。

      多武峰は石舞台裏を抜けて吉野へ抜ける国道があるんですが、途中で左へ別れると談山神社に出ますが、10年ほど前にできたというその道の急坂なこと。下から一気に登るのでそういう勾配がついたということです。従来は桜井の方から狭い山道をつたって登るバスが頼りだったとか。
      神社の裏手に談(かたら)い山がありますが、中大兄と鎌足が乙巳の変に臨むにあたり密談したところから名付けられたといいます。
      いずれにしてもこんな急勾配な山を密談の場によく選んだものだと感心します。それだけ、ふもとの飛鳥一帯で蘇我一族が幅をきかせていたということでしょうか。

      歴史は現場を踏むのが一番。ぜひ遊びに来てください。おつきあいしますぜ。

      1. 追加された写真、普段気がつかない世代交代の様子がよく映っていますよ。

        飛鳥宮と談い山の地理関係説明いただくとよく分かります。なるほど最近できた道なんですね。道理で「万葉の旅」の地図では空白ですもんね。この山深い所でクーデターの密議がなされたんですね。

        そうですね、万葉時代のこと地理的なこと頭に入れて是非貴地へ行きたいと思っています。その節はよろしくね。。

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