もうすぐ満開

濃淡の並木の濃きは花七分
にぎやかに桜散らしの鳥の声
もしかして卑弥呼の墓の桜かな

ヒヨドリは桜の蜜がよほど好きなようである。

先ほどから頭上でしきりに啼きながら花から花へ移っている。それも一羽ではない。
卑弥呼の墓ではないかとも思う黒塚古墳の上に昇ると濠に沿って並んでいる染井吉野が見事である。
桜並木には淡い色の部分とちょっとくすんだような濃い桜色とが混ざり合っていて、どうやらそれは満開かそうではないかによって違うようである。
蕾を多くもった木はどことなく色が濃くて、満開に近い木ほど淡いのである。
下から見上げていると分かりにくいが、高いところから見下ろすとそれがよく分かる。
六分から九分咲きくらいが今の奈良盆地の桜情報であろうか。

親戚に急な不幸があって予約投稿とさせてもらいます。

“もうすぐ満開” への2件の返信

  1. 花散らしの雨ではなく鳥さんですか。
    今年は一本の木でも満開のものやまだ蕾がいっぱいの物などがありこれは暖冬の特徴とか・・・

    全国各地で老朽化が加速するソメイヨシノを植え替える動きが広がっているそうです。
    ソメイヨシノに代わって病気に強い新種のジンダイアケボノと言う品種に主役交代の兆しがあるとのことです。

    1. 「桜隠し」は「春の雪」のこと。今年の首都圏はまさに桜隠しだったようですね。
      なるほど桜の花の勢いにバラツキがあって、どことなく華やかさに欠けてる感じなのは暖冬の影響なんですね。
      神代曙は染井吉野に比べやや線が細いような感じです。やはり、大島桜と緋寒桜をかけたもののようですね。ピンクの濃い花をつけます。

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