漠として

震源の海の黙して夏霞

紀淡海峡あたりを震源とする小さな地震が多い。

長野・岐阜・富山三県にまたがる群発地震も気になるし。
列島は東や南から押し寄せるいろんなプレートに乗っかっているので、紀淡海峡のみならず太平洋側はすべて震源域といっていい。
今は静かに凪いでいても、いつ牙をむくともしれない海なのだ。
しかし、東南海地震が30年の確率70%という数字を聞かされても、このかすむようにおぼろな淡路や阿波のごとく漠とするばかりである。

“漠として” への4件の返信

  1. 最近テレビでも地震情報が頻繁に出される。
    中には体に感じる地震もあったりして、もしやと心配される。
    何の備えもしていない身としてはもうその時は充分生きたと諦めるより仕方ない。
    「備えあれば憂いなし」と言うから今からでも最低限の備えはするべきか今更避難だけはしたくない。

    1. 災害は備蓄の水が腐る頃にやってくるかもしれないけど、置いてあるペットボトルは何年前に買ったものともおぼつかない。
      ただ、コロナの時期には来て欲しくないですね。

  2. 震源の海の黙して夏霞

    このところ、信州から南西方向へ九州・沖縄まで小さな地震が頻発していますが、プレートの歪みがそれなりに戻っているだけで、さほど心配は無いようです。逆に、信州から西~北で、鳴りを潜めているのが不気味で怖い!
    「海の黙して夏霞」って好いですねぇ。雄大且つ幻想的で、とても絵画的です。

    1. たてつづけに震度4クラスが起きてますね。インターバルも短いし、そろそろ震度6クラスがどこかに起きて。それから東南海地震という連鎖反応でしょうか。日向灘方面に注目してるんですが。気味悪いことです。
      水平線の遙か沖、海溝の深いところでプレートがもぐってるわけですよね。これが物言わず静かに進行しているというのが何とも恐ろしいことです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください