こだま

天彦の風運びくるほととぎす

鶯がよく鳴くこと。

暑くなって窓を開けることがふえるととくに目立つ。
八幡さんの杜から住宅地にこだますように聞こえるのだが、今日はその声に時鳥も混じってしばらくはぜいたくな合唱である。
ここ二三日聞いてるが、常に移動しながらなく鳥であり、しかも同じ場所にはとどまらないですぐ他へ行ってしまうので、ここ数日にかぎられる合唱と言える。

“こだま” への3件の返信

  1. 鶯にホトトギス、贅沢ですね。
    鳥の鳴き声が聞こえる環境なんてすばらしい!!
    この辺ではカラスと鳩ぐらいしか聞かれません、何と風情の無いことよ!!

    1. 風に運ばれてくる時鳥を聞いてると、夢幻というか白昼夢というか、不思議な感覚にとらわれます。
      これは、夜中の浅い眠りのときに聞く鳴き声につながっていて、なんだか現実感が乏しいのです。
      逆に、昼間の飛鳥の万葉文化館で聞いた時鳥の恋のさや当てと思われる、随分長い時間とどまって鳴き比べしていたときのものは聞き惚れてしまうほどでした。
      鳥のなかでも特別不思議なもののように感じます。

  2. ほだかさんのコメントで思い出しました。
    百人一首で盛り上がっていた頃の事。
    やはり現実感が乏しい幻の鳥というイメージ。
       ほととぎす鳴きつる方をながむればただ有明の月ぞ残れる
    久しぶりに百人一首 談話室を読み直し懐かしさに耽りました。

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