猛暑の農作業

虫追ひの畦伝ひ行く煙りかな

家族総出で畦の草を刈っては火をつけてゆく。

草取りと害虫駆除を兼ねた作業だろうか。
燃えて盛んに煙りを上げているのもさっきはこちらの畦だったのが、今はもう隣の畦に移っている。

今日は実は「オクラ」を詠もうと考えていたのだが、よく調べると秋の季語であった。
それもそのはず漢字で書くと「秋葵」を当てる。
オクラとはokra、つまり英名なのだそうだ。和名では古くから「ネリ」と呼ばれているものに近いという。
wikiからの受け売り紹介です。

“猛暑の農作業” への6件の返信

  1. 害虫駆除とは言えこの時期の作業は堪えるでしょうね。
    そう言えば河川敷の堤防斜面でも野焼きをしたりしますが時期は何時ごろだったのかしら?

    オクラが英名だったとは知りませんでした。と言うことは原産も外国なのでしょうね。
    日本原産、和名とばかり思っていました。
    オクラのネバネバ何だか元気になるような気がします。

    1. 河川敷の野焼きは少なくとも夏ではないでしょうねえ。晩秋の頃かな?

      アフリカ出身らしいです。かつて「アメリカ・ネリ」と呼ばれていたらしく欧米を経由して日本にきたのでしょう。

  2. 田畑のありさまを見ていると農家の人は大変だなと思います。それに引き替えサラリーマンなぞは誠に気楽な稼業でありました。

    オクラの紹介ありがとうございます。面白いですね。「秋の葵」ですか。ここでも葵が出てくるんですね。でも秋の季語とは解せませんね。ここでも旧暦・新暦の混乱を感じます。柔道の判定じゃないが「人の決め」は往々にしていい加減なものですねぇ。。

    1. ほんとに、エアコンの効いた部屋で会議ばかりやってても給料もらえたり。
      もっとも今のサラリーマンは我々の何倍も大変かもしれませんが。

      季節分けなんて別に判定会議など開いてるわけじゃないでしょうけど、要するに先に決めた方が勝ちということかな。

  3. 「 虫追ひ」とは、そのようにやるのですか、これも初めて知りました。言葉だけの知識よりも実際目で見ることが大切ですね。
     オクラは薄切りにして、鰹節と一緒にかきまぜ、醬油を少したらすと、おいしいですよ。
     オクラの花は綺麗ですよね。薄い黄色で品がよくて、まさに葵のようです。花を初めて見た時、その美しさに魅かれました。

    1. 虫干し、虫払いは夏の季語。虫送りとは秋の季語。
      ただ、近年は稲刈りが9月には終わってしまうので、虫送りといっても秋の風情は無いのかもしれませんね。

      そうですね、今まで店のものしか食べてなかったのであのモッサリ感が好きでなかったのですが、畑で作ると柔らかくて甘くてびっくりしました。

      そうそう、例の西瓜ですが完熟までには少し早かったけど、それでも甘さは十分でした。「味きらら」という種類で、「シャリ感」があるという触れ込み通り口当たりもなかなかしっかりしたものでした。来年は株あたりの収量をもう少し増やしたいと思います。

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