車内は温室

堂屋根の黒光りして山笑ふ

今外へ出ると、目に見える山はすべて木々が芽吹いて春の山そのものである。

とくに、平群の里から眺める東西両側の山は大半が落葉樹だけにその感が強い。やや小高いところにある、寺のだと思われる広くて黒い屋根が膨張色となった新芽の色に囲まれると、さらにその存在を強調するかのようだ。

車を走らせていると、花粉などで窓を開けられないので、もうエアコンなしにはいられないくらい車内は温室と化している。

“車内は温室” への9件の返信

  1. 美しい季節になりました。特に山々の姿は素晴らしい!!
    街路樹は桜から花ミズキ、堤防はツツジにと春から初夏への様相に移り変わりつつある。

    そうなるとウオーキングは身体がだるくなり速度も落ちダラダラ・・・
    時間を早めないと今後ますますしんどくなりそうである。
    早朝は快適な気温のなか早々切り上げミッドランド名古屋空港へ映画を。
    午前中、ヒッチコック。お昼、展望デッキで飛行機の離着陸を見ながら休憩。
    午後は「舟を編む」三浦しをん原作
    今日の二本は大当たり、気を良くして帰宅。
    二本ともろくでもない駄作だったりすると自分の選択眼に呆れて落ち込むこともしばしば。

    車の中は要注意、食料品は冷蔵庫へお預けとなります。

    1. 今日近所を歩いていて気がつきましたが、今は花の端境期みたいな感じでした。紫木蓮が意外にも今年は終わりかけ、次の主役ハナミズキ、藤、牡丹などもまだまだこれからというところです。

  2. 暖かですねえ。こちらでは躑躅、ハナミズキが咲いています。
     近くの公園では牡丹、藤が咲き始めました。
     例年より二週間くらい早い感じです。
     こんなにすべて咲き切ってしまったら、五月になってからの楽しみが少なくなりそうです。
     青葉を精一杯楽しみましょうか。

    1. そちらではもうゴールデンウィーク並にいろんな花が咲いてるようですね。たしかに、このペースでは5月に咲く花がなくなってしまいそうです。

      関西では今日から造幣局の通り抜けが始まるそうですが、映像を見た限りではかなりが葉桜となっていて1週間ほどずれてるみたいです。

      行く春の速ければ夜を日に継がむ

  3. “山笑う”という表現が面白いですね。海外にもこれに似た表現があるのかな?日本独特の感性ある表現なのかな?
    落葉樹の新緑の中にヤマザクラのピンク、藤の花の紫、躑躅の赤等、色彩豊かな季節で、気持ちも若やいできますね。まさに山歩きやハイキング等、自然に触れ合うのに一番いい季節だね。
    我が家の庭も、モッコウバラが満開になり、まもなくクレマチスが咲きそうな様子です。
    そうそう昨年秋にドングリの種を三種類ほど拾ってきて植えておいたら、ようやく芽を出してきましたよ。発芽率はよくないけど、3本顔をだしてきたので、北杜市の別荘に植えようと思っています。

    1. 元は中国の詩「臥遊録」から取った言葉ですから日本語オリジナルではないわけですが、これを季語として俳句に取り入れ使用する器用さというのは日本人独特のものでしょう。外来語をカタカナであらわして日本語化してしまうのにも似て。

      団栗の実をつけるのは樫、櫟、楢などいっぱいありますから、どの実なんでしょうねえ。ものによっては大木にもなるのでタイムカプセル替わりにというのは面白いかも。

  4. 早くも「山笑ふ」の時節、全く同感です。
    新緑、若い葉っぱの淡い緑大好きです。
    桜は何となく心せわしいけど新緑は心がなごみます。

    1. It’s now or never!  淡い新緑というのはまさに今が最高。遠目で見るのがいい。これがほんものの若葉となると近くで見るのがいい。

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