下町歩き(続き)

権現の杜を借景薄紅葉

根津権現では、大鳥居の両端にある見上げるような銀杏がほのかに黄葉していた。
さらに降ると街路樹の櫻も薄紅に色づき始めている。
一方で、あちこちの街路樹は猛暑のせいで相当痛めつけられているようだ。
近所のハナミズキなどは褐色に葉やけしてしまって、実だけが赤いのが異様な光景に映る。
神社などに古くからある樹木というのは、水分や空気が根に十分供給されるなどして生育環境が破壊されずにいるのだろう。
街路樹の周囲をコンクリートで固めるなどは見るだに悲しい。

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